サポジラの味と健康効果

ビタミン類やその他の成分

 

 

サポジラにはビタミン類やその他の成分も含まれています。ビタミンCは抗酸化ビタミンとして大変有名です。ビタミンCの抗酸化力というのはかなり強力で、細胞や組織の老化原因となる活性酸素から防御する作用によって、皮膚、血管の老化予防、免疫力向上効果を発揮します。

 

悪玉コレステロール(LDL)はサビることで過酸化脂質ができますが、その生成も抑制します。若さを保つためにとにかくビタミンCが特に重要な役割を果たすわけです。ビタミンCは補酵素としても作用し、コラーゲンを合成する時に酵素の働きを補助します。

 

ビタミンEも強い抗酸化作用を持つビタミンです。いろいろ害を与える活性酸素から体を守り、老化抑制や血行を促進するなど生活習慣病予防に効果が期待され、若返りのビタミンとも呼ばれています。ビタミンEは脂肪組織、心臓、肝臓、筋肉、血液、副腎など多くの組織で蓄えられています。

 

ビタミンB1は、水溶性のビタミンB群の一種です。疲労回復のビタミンとも呼ばれ、炭水化物 (糖質)の代謝を促進するので、特に白米を主食にしている日本人には必要な栄養素です。エネルギーをつくる補助もして、神経や筋肉の機能維持に効果があります。

 

また、サポジラの果実には抗酸化物質ポリフェノールが豊富なタンニンも含まれています。タンニンは、抗ウイルス、抗炎症、抗寄生虫、抗細菌などに有用です。更に、身体のいろいろな代謝プロセスを支援し、酵素生産を助けます。まだ耳慣れないサポジラですが、一回食べてみては如何ですか?